私はかなりひどい花粉症持ち及び副鼻腔炎持ちで、毎年花粉症の季節は鼻水が出まくって1度は副鼻腔炎にかかるという最悪な状況だったので、意を決して減感作療法を開始することにした。
減感作療法というのはアレルギーを日常的に取り込むことでアレルギーへの耐性を高めるという感じのものである。 若干胡散臭い感じはするが、保険適用されているので安心と思って始めてみた。
薬を毎日毎日、最低3年間飲み続ける必要があるので、面倒は面倒。100%の人に効くわけではないのでそこは注意が必要。3年間飲み続けて効かなかったら辛いだろうなとは思う。。また、私が飲んでるのはシダのアレルギーにしか効かない薬なので、自分は何に対するアレルギーなのかの事前の検査が必要だったりする。
さて、それを私は2年弱続けてきた。正確には、最初はシダトレンという薬を服用していたが、シダトレンよりも効果が高く取り回しも楽なシダキュアというのが最近保険適用になったので途中でそちらに乗り換えている。
シダトレンは2018/06に服用を開始し、シダキュアには2019/07に服用を開始してシダトレンはやめた。
効果
シダトレンの服用を開始して1年弱の去年の段階では効果は全く感じず、鼻水ひどかったしガスマスクみたいなマスクを買って"これで花粉に勝てるのでは？"と1度自転車で会社への行き帰りをしたら、花粉症の薬を飲んでいるにも関わらず鼻水が出続け見事に副鼻腔炎になった。
しかし、服用を開始して2年弱の今年は症状が圧倒的に少なく、マスクさえしていれば花粉症の薬を全く飲まずにここ3日自転車で通勤をしているが"ちょっと鼻水が出るな"くらいで、ほぼ全く問題がない。"今年の花粉が弱いのでは？"というのもあるが、花粉症の妻が例年よりもひどい症状なので、多分これは減感作療法による効果であると言えるだろう。
かかってるお金や時間
薬をとにかく忘れず毎日飲む必要がある。 また、飲んでる間は1月に1度、医者に行っては症状を伝え、1ヶ月分の薬をもらう必要がある。 1度行く度にかかるお金は、だいたい診療費と薬代を合わせて2~3000円といったところである。 だいたい年に2~3万円かかる計算だが、3年間飲んで花粉症にならなくなるなら安いものである。毎年の花粉症の薬代も馬鹿にならない(毎年1万円以上かけてる)し。
実際毎日飲めてる？
私は以下のようにTODOアプリに人生を依存して生きているので、TODOアプリに入れておけば自動的に毎日できることになる。ので、ほとんど飲み忘れることなく毎日飲めている。
親知らずを抜いた後の数日と、アメリカに出張に行った1週間だけは飲まなかった。アメリカ飲んでアナフィラキシーショックにかかった場合、コミュニケーションの問題で死亡率が大幅にあがるだろうなと思ったので。
不安
実は会社の同僚も減感作療法をやっていて、その人はすでに3年間やって卒業したのだが、薬を飲んでる間は効果があったが薬を飲まなくなった初の花粉症の季節である今年はかなりひどい花粉症に見舞われているとのことだった。
私も同様に薬飲まなくなると効かなくなるとしたら悲しいなぁ… その結果は再来年ブログに書けるといいなと思う。
