でこらいふろぐ

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結婚式のスピーチの準備の仕方

これまで、結婚式で3度のスピーチをしてきた。依頼してもらえてありがたい限りである。

2つが友人代表、1つが上司として乾杯の挨拶。 3度もスピーチをすると流石に準備の仕方がこなれてきているのを感じる。

以下で、スピーチの依頼を受けてからスピーチをするまでにやったほうがいいことをまとめる。 多分これは、結婚式に限らず、何かについて話す時は全体的にこうやるといいと思う。

依頼を受ける

  • なんらかで依頼を受けたら、引き受ける場合は快く引き受ける
  • 依頼をくれた人とその結婚相手と話す機会を作ってくれ!とお願いする

スピーチのネタ集めはすでに始まっている! 依頼をくれた人のことも思い出さなくてはいけないしその結婚相手のことも知らなくてはいけない。まずは相手を知るために会おう。

結婚相手と話す

とにかくネタになりそうなありとあらゆることを聞く。2人の雰囲気もここでわかると思うので参考にする。

  • スピーチの目的、話してほしいこと、話してほしくないことを聞く
  • 2人の普段の生活を聞く
  • 自分との思い出を話す
    • 自分も忘れていたエピソードが出てきたりする

共通の友人とLINEグループなりなんなりを作る・会ってネタ集めをする

友人からのネタ集めは貴重。色々聞き出すと自分の全く知らなかった話が聞けて良い。 また、皆の、相手に対する印象などが聞ける。これによってスピーチ全体を貫く主張を外しづらくなる。

スピーチを貫く主張を考えつつ、1日ちょっとでも時間をとって少しずつ書き始める

とにかくなんでもいいから書き始める。最初は検索して出てきたものをコピペしてそれを編集していく、みたいな感じでいいので書き始める。書き始めることでイメージが膨らんでくるしもっと別の方向で情報集めしようとかそういう感じの発想が出てくる。 毎日ちょっとでも時間を取ることで、頭の中に残り色々発想が出てくるし安心感も出て良い。 いろいろまとめていくとなんとなく全体を貫く主張も見えてくる…かもしれない。見えてこないかもしれない。 後で削ればいいしスピーチに通底する主張も後で決めればいいので最初はひたすら話したいことを盛り込んでいけば良い。

スピーチを貫く主張を考えつつ、話す練習・暗記を始める

1週間くらい前から話す練習をしていくと良い。話すとまた違った目線で原稿を見ることができる。 これで時間もわかるし削る必要があるところもわかってくる。このあたりで全体を貫く主張がはっきりしてくる。はっきりしてこなかったら…よく考えたり再度皆に話を聞いたりしよう。 話す練習をしつつ暗記もしていこう。原稿は変わっていくが暗記をしようとすることは無駄にはならない。暗記して話そうとすることで、初めて話の流れに違和感があることに気づいたりもする。暗記を始めてからこそダイナミックに内容は変わっていくと思ったほうがいいと思う。

当日

当日起きた出来事やウェルカムボード、もらったパンフレットや他の人のスピーチから、自分のスピーチに盛り込める内容や、被ってしまった内容がないかをひたすら気を配る。 そういうのがあったら柔軟に対応する(がんばれ

以上です。

あとがき

実際私はまだ暗記を早めにやったことはないんだけど、昨日のスピーチで、確実に重要だと思った。暗記が中途半端だったので緊張がより強かったし、その緊張によって早口になってしまった。また、暗記を始めてからわかったことも多かった。 また、今回、式の1ヶ月ほど前から1日5~10分毎日時間を取ってスピーチの準備をするということをしたが、非常に良かったと思う。これは今後も継続したい。